この思い出PTはどうしてもこの新しいブログに連れて行きたかったのでまとめます。
自分が最初に作ったローテPTであり、自分が過去に作ったPTの中で一番好きだったPTです。
2年ほど前‥ダブル勢だった自分が当時修羅の国と言われていたローテレートへエンテイ様と共に殴りこみに行った懐かしい思い出のお話です。
修羅時代

今ではガブスイクンと呼ばれるテンプレのコンビと追い風と相性の良いカイリキー、4匹目に掃除役としてエンテイを置くのが基本のPT。ドラゴン技を半減する鋼に強いカイリキーを入れ、混乱をばら撒きガブリアスの剣舞の基点にして追い風から暴れる。そしてエンテイの神速で〆る。エンテイはドータクンやメタグロスなどカイリキーに強い鋼に強いのも大きなポイントでした。このPTは俗に言う「修羅時代」と呼ばれる初期ローテレートの時代に使っていたPTで、当時の身代りや宿木などの技からゆっくり展開を作っていく時代ではかなり強かったです。ちなみにエンテイが4匹目に置いてあるのは万が一ポケモン選択画面で時間切れになってしまっても最悪基本の形で選出できるようになっているためです。
修羅時代~シーズン1

修羅時代の終わりごろから、ジュースココドラやブルンゲルなど厄介な敵が増えてきたのでそいつらを火力で吹き飛ばす為にオノノクスを入れ始めました。特にゴーストポケがいなかったのでジュースココドラにはカイリキーで運ゲしない限り絶対に一撃食らってしまうのは問題でした。最初はガブと比べて少し普通のパ相手には安定感が落ちるので慣れるまで少し時間かかりましたが、慣れてしまえば脳汁が出るほどの火力に自分はハマってしまい、かなり自分の中では使いやすいPTになりました。当時ランダム潜れば今の有名強者ローテ勢しかいないような凄まじい時代だでしたが、それでも最高レート1842、最終的に7位という順位を出すことにも成功しました。ちなみに大好きなエンテイとオノノクスを使ってランクTOP10に入れたので当時しゅふぁはとても喜んでいた。

シーズン1~シーズン2

ブルンゲルが本格的に多くなり、雨パにも有利とは言えない点を改良した第二形態のエンテイパ。鋼がいないのでドラゴン技を半減できない。故に攻撃を常に仕掛けていって押し勝つというPTになりました。ドラゴンは追い風からのオノノやユキノオーで何とかする事にした。新参プレイヤーも多かったので今では考えられないような勝率で、最高レート1880超えした事もありました。
好きなPTだからという理由でかなり長い事使っていたPTだったが、ローテ環境が固まってくるにつれ弱体化していく。特にバンギラティにとても弱く、全く勝てないことも判明した為また改良せざるを得なくなった。
そして夢カイリューが現れ始め、神速を売りにしていたエンテイ様の栄光の時代は終わりを迎えるのだった‥。
メンバー個別解説
自分の大好きなエンテイをメインに組んだPT。
前述した通りこのPTの基本の立ち回りはスイクンの追い風からオノノクスやカイリキーなど高火力ポケモンで殴りに行き最後にエンテイの神速やフレドラで残党処理していくといった感じです。
PTメンバー見てもらえば分かる通りゴーストや地面など技を無効化出来るポケモンが非常に少なく、相手からしてみれば攻撃しやすい構成になっている。特に相手がカイリキー使って来た場合100%爆裂パンチが飛んでくる。
一時期はゴーストなどを入れて安定感出そうかとも思いましたが、入れるとどうも自分の攻撃スタイルが崩れるので弱点を補強するより得意な点をもっと伸ばしていこうと考え、このようなPTになりました。
合言葉は「Be good or be good at it(改善するかそれを極めろ)」

スイクン
性格:呑気
特性:プレッシャー
持ち物:オボンの実
技:追い風 熱湯 絶対零度 神速(日本晴れ)
努力値:H252 A4 B188 D4 S60
このPTの軸でこいつの追い風から展開していくので基本的には絶対に選出してました。
この配分は意地っ張りオノノクスの剣舞逆鱗、剣舞珠ドリュウズの地震、オボン持たせればガブの拘り逆鱗2発耐える。残り60をSに振ると追い風で130族(サンダース意識)まで抜かせる。相手グロスの調整先なんかを見破る目安にもなる。あまりの4をCじゃなくてAに振ってるのは神速の威力の方が後々大事になってくる気がしたからです。カイリキーの爆裂パンチをプレシャスボールを見せることにより牽制。追い風してしまえば逆にこっちのカイリキーで害悪できる。面倒な相手には絶対零度。神速はあまり警戒されないので結構きまりやすかったです。後半は神速ではなく日本晴れで雨パ対策+エンテイのサポートをしていました。雨パにかなり厚くなるのでこれも非常に使い勝手が良かったです。

ガブリアス
性格:陽気
特性:砂隠れ
持ち物:きあいのタスキ
技:逆鱗 地震 ダブルチョップ 剣の舞
努力値:H6 A252 S252
スイクンの弱点の電気技を無効化でき、かつ非常に爆発力のあるエースアタッカー。説明不要の強さで安定した働きを見せてくれていましたが、後半になるにつれジュースココドラの増加やブルンゲルを剣舞逆鱗で倒しきれずに粘られて負けることが多くなったので後述するオノノクスに変更しました。自分はオノノクスにハマってしまいましたが、多分普通の人はガブリアスのほうが動かしやすいと思います()
初期から現在までずっとローテ環境で第一線級だったのが何よりの強さの証し。

カイリキー
性格:陽気
特性:ノーガード
持ち物:黒帯 (スカーフ)
技:爆裂パンチ ストーンエッジ ビルドアップorアンコール 身代り (れいとうパンチ 寝言)
努力値:H220 A28 B4 D4 S252
ローテの害悪とまで言われる良い男。
配分はなるべく先制で爆裂パンチぶちかましたいので最速。こいつの仕事は追い風にのり上から混乱バラまく事なので攻撃よりも耐久に振りました。HSぶっぱでも良かったのですがこの配分で珠マンダの流星群、逆鱗まで耐えるのと身代り持たせたかったので一応16n+1にして残りを少しAに振りました。持ち物ついてですが前はラムを持たせてたのですが火力不足を感じたのと、常に効果が出る黒帯と特定の場面でしか効果を発揮しないラムでは黒帯の方が優秀だと感じチェンジ。こいつは半減相手にも強引に爆裂パンチぶっぱするのも仕事なので、黒帯に変えた事によりその半減相手の大体の身代りを消すことも可能になったのでこれは正解だと思いました。シーズン1の後半からシーズン2までは追い風に乗らなくてもガブまで抜けるスカーフを採用してました。ガブリアスを抜けるのはとても大きかったが、相手にゴースト(特に再生技持ちのブルンゲル)がいると爆裂で拘るのは少しリスキーだったので、オノノクスやサンダーやユキノオーでブルンゲルに厚くしました。

オノノクス
性格:意地っ張り
特性:かたやぶり
持ち物:ラムの実
技:逆鱗 地震 ダブルチョップ 剣の舞
努力値:H108 A252 B68 D4 S76
このパ最大の浪漫要素のオノノクス。
この枠は初期はガブリアスだったのですが、ガブの逆鱗2発耐えスイクンやブルンゲルがうざすぎてそれを強行突破するために誕生した破壊力を追求した型。ローテでは竜舞が主流なのですがうちは追い風パなので剣舞型に。そのため立ち回りが結構重要になってきますが昔から浪漫系高火力ポケ使い慣れてる自分にはあまり問題ありませんでした。配分は追い風込でスカーフガブリアス抜き、臆病ヒードランの竜の波動耐え、ガブリアスのドラゴンクロー耐え、ガブリアスの剣舞逆鱗耐え調整のポケモンを剣舞逆鱗で確定1発。
大技やタイプ一致抜群以外の攻撃なら大体一発は耐える完全なる自分専用浪漫配分です。
こいつのダブルチョップとスイクンの零度は非常に相性が良く、スイクンは零度を撃つと次に身代り貼ってくる人がかなり多いのでそこを剣舞ダブルチョップで大ダメージを与えたりと意外とテクニカルな動きも出来たりもする。また、型破りなので浮遊や頑丈を消すので準備さえ整えば無双もたやすい。とにかく剣舞型の火力が気持よすぎて自分はこれに病みつきになってしまいましたね。そんだけ自分のフィーリングに合ってるポケモンでした。前にコットンガードエルフーンをこいつで突破した時は脳汁出そうになりましたw

エンテイ
性格:意地っ張り
特性:プレッシャー
持ち物:命の珠
技:フレアドライブ 神速 地ならし ストーンエッジ
努力値:H6 A252 S252
このPTを作るきっかけになった配布エンテイ。
配布エンテイも相変わらず世間では馬鹿にされがちなのでこいつをガチで活躍させてやろうと思ったもののダブルでは弱くは無かったのですがどうしても微妙。じゃあ他のルールに目を向けてみようって事でローテーションバトルに行きつきました。こいついなかったら多分ローテやって無かったと思う。こいつの持ち味は一発なら大体の攻撃を堪える耐久と高火力のフレドラと神速。そこでローテで終盤の掃除役をやらせたら強いんじゃないかって考えました。その考えは当たりでオノノクスやカイリキーの攻撃を無傷でさばき切れる相手は少なく、HP残り4割ぐらいに入ればエンテイの珠神速圏内に入ってくるので終盤ではとても頼りになる存在になってくれました。フレアドライブも追い風という限られたターンの中で命中100%の高火力技は非常に頼りになりました。最後の4匹目に出す場合がほとんどでラスボスっぽく登場する所が地味に好きだったりしましたw

ラティアス
性格:臆病
特性:浮遊
持ち物:ハバンの実
技:竜の波動 サイコキネシス 自己再生 守る
努力値:H156 B4 C92 D4 S252
イッシュで増えた強力な格闘軍団対策に入れたラティアス。
こいつはダブルでも使いたかったので配分はダブルで有名な配分のハバンの実込みでラティオスのメガネ流星群耐え、メタグロスのコメバレ耐えとなっている。どちらも耐えたい攻撃なのでローテでも腐りはしないだろうと思いこのまま使いました。実際メタグロスのコメバレ耐えが活きた場面も結構ありどのルールでもかなり優れた配分なんじゃないかなと思います。カイリキーとスイクンの攻撃が通りにくいサンダーを瞑想を積む起点にできたりとこいつは非常に安定した活躍をしてくれました。

メタグロス
性格:意地っ張り
特性:クリアボディ
持ち物:風船
技:コメットパンチ バレットパンチ 爪とぎ 思念の頭突き
努力値:H252 A60 B4 D180 S12
このPTの空気枠。選出率は他と比べてかなり少ないが外すとこのPTの相性補完が崩れるので外せないという変な奴。まぁでも腐ってもグロスだし追い風とも相性のいい素早さなので霰パと戦う時などはかなり安定して戦えました。爪とぎをすると安定感が一気に上がる。配分はダブルの使い回しの雨珠グドラの雨ハイポン耐えです。ここまで振るとかなり堅いので爪とぎとも相性が良く一応安定した立ち回りはできました。持ち物が風船なのはエンテイと弱点が被った状態が気に入らなかったのとあえて地面技を誘って爪とぎするチャンスを得たかったからです。思念でついでに格闘対策にもなったし何だかんだ言ってやはりこいつは強いポケモンでした。

ユキノオー
性格:控えめ
特性:雪降らし
持ち物:きあいのタスキ
技:吹雪 ギガドレイン 守る 氷の礫
努力値:H4 C252 S252
雨パに強くないという不安材料を解消するために入れたユキノオー。追い風から吹雪ぶっぱするだけでも強く、当時はドラゴンはもちろんサンダーやトルネなど氷抜群の相手も多かったのでうまい具合に刺さっていました。ブルンゲルにも打点があるのも偉く、スイクンやエンテイとも相性が良かった。vs雨の時は4匹目に連れて行く事がほとんどでした。

サンダー
性格:臆病
特性:プレッシャー
持ち物:磁石
技:10万ボルト 熱風 目覚めるパワー氷 雷
努力値:H4 C252 S252
ブルンゲル突破をオノノクスだけに任せるのは厳しかったので色々なポケモンの弱点をつけるサンダーを採用しました。VS雨の時の駒でもある。大体はVS雨の時は相手の雨を利用して追い風から雷ぶっぱ。後半はユキノオー出して天候を変えて10万で押していくという戦い方を良くしていました。当時控えめぶっぱサンダーが流行っていたので先制出来るように臆病最速。
かなり自分らしいPTが出来、かなり昔の話ですが一応トップクラスの強さは証明できたので結構満足してます。戦術が自分に合ってるので使ってて凄く楽しいPTでした。
当時ローテランダムやってて思ったのですが、当時ダブル勢だった自分とシングル勢で有名な方々と対等なルールで戦えるというのは素晴らしい事だなって思いました。シングルダブルどっちの感覚も必要なルールですし。つまりこのルールはローテやってない人達にも挑戦しやすいルールなので是非やってみてはいかがでしょう?
ローテーションバトルは楽しいですよ!
最後に当時の動画をいくつか載せておきます。
VS HeiToさん
VS KMRさん
VS 1戦目コウタロウさん 2戦目イナバさん
これで私の思い出話は以上です。
第六世代でこのPTが劇的な復活をしてくれることを信じて‥
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